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★★★ 連綿と続く芸術への熱き想い ★★★

お知らせ

今月のア・ラ・カ・ル・ト

2月のアラカルト
 弥生 Februaryになりました。先月20日には米国トランプ大統領の就任式がありました。Make America great again! 昨年からこのフレーズを何回聞いたことでしょう。そしてその日のうちに前政権の政策の多くを覆す大統領令にサインをしていました。政権が移行した途端にそれまで進められてきた施策(もちろん全てベストだったと云えないかもわかりませんが)を、前政権が承認して、推進していたからと否定するのは『何だかなぁ?』と疑問に思ってしまいました。
就任から10日余り、新聞に話題が出ない日はありません。気候変動抑制に関する国際的な協定であるパリ協定からも即座に離脱を通達しました。第1期大統領時代に離脱して、バイデン大統領で復帰、またまた離脱。予想されていたこととはいえがっかりです。しかし異常な乾燥が引き起こした先般のロサンゼルスの大規模山火事や昨年の南部でのハリケーン水害は少なからず地球温暖化の影響だと云われています。アルプスの氷河が融けたり、ヨーロッパで大水害が増えたり、日本でも日本海沿岸地方で夏の異常な豪雨が能登地方に2次災害をもたらしたのは海面温度の上昇が影響しているとか。だがトランプ大統領は地球温暖化説を否定しています。世界の傾向がSDGsを推進し、EVや再生可能エネルギーに力を入れて2酸化炭素排出量を減らそう努力している中で、化石燃料を掘って掘って掘りまくれ!と真逆の姿勢です。
トランスジェンダーの思想を排除する大統領令も出ました。LGBTの人々が同性婚を認められて喜んでいる姿や、賑やかなパレードをするお祭り騒ぎを映像で観たことがありますが、あの人たちはどうするのかと心配になりました。差別や多様性を個人の考えで左右してしまって良いのかなぁ?WHOからの離脱も表明。理由は拠出金の負担が一番多いから。負担が減れば離脱を再考するそう、これって脅しですよね。他国とは関税を武器のようにちらつかせてディールをおこなう自国第一主義の姿勢。でも支持率はupしているとか。
そんな折、こんな文がありました。日本在住のアメリカ人が自身の著書の新聞広告に添えて記していたものです。「日本人は、世界一の楽園に住んでいることを知っていますか?」。ほんと今のところ天災や事件でなく、政変によって生活が一変するなど考えられません。
遠い日本の片隅から願うのは “ Mr Trump! Make all the people in the world happy!“
無理かなぁ?たぶん無理。こんな答えが返ってきそう。“Not my business”(知らねぇ~よ)

(K.M)

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中信美術会

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