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★★★ 連綿と続く芸術への熱き想い ★★★


今月のア・ラ・カルトtopics 

12月、平成最後の極月です。家の周囲の落葉樹は茶色に変色したまま枯葉となってまだ枝に付いています。初冬は暖かく、雨の日も少なかったので寒暖のタイミングと水分量が微妙に影響しているのでしょうか。しかし我が家は雑木林の中にあり、木枯らしが訪れて残っている葉を落としてしまえばいつもの暮れの風景になります。
内が安曇野・有明の鈴玲が丘学者村に住んでいます。赤松、ミズナラ、クヌギ、カシワなどの大木が混在して住宅を包んでいる地域です。中でも圧倒的に赤松が大勢をしめています。広葉樹が黄葉、紅葉を散らした後は赤松の深緑が冬空を彩ります。やがて雪が降ればどっしりとした雪の重さで枝が撓み、時にはその多さに耐えられずぽっきりと折れて道をふさぐということもしばしば、陽の遮られた道はコリコリに凍って轍となる。そんな風景が2~3年前から消えつつあります。いま森林組合の主導のもと樹種変換施策がとられ、徐々に作業が進行しているのです。松くい虫被害が甚だしい赤松を伐採・売却して伐採費用とし、代わりにクヌギ、ミズナラなどの広葉樹を植樹して、やがて広葉樹林に転換していくプロジェクトです。補助金の付帯条件は一定期間森林状態を保つというものです。今年は身内の家の周囲でも実施されました。長年目にしていた林があっという間に影も形もなくなって、まるで戦災の跡地のようになりました。まばらに残った広葉樹も葉を落としたり、残った葉は茶色になっていたりして、荒涼とした野原が広がっています。そんな中、今まで松林が自然の塀になり隠していた家屋が、まるで寄る辺がなくなったように心細げに現れてきました。西の家の赤松林はまだ残っていますが、風の通り道が変わって、この冬は雪による倒木が多くなるのではないでしょうか。
の殺風景な光景が緑豊かな広葉樹林になるのには何年かかるでしょうか。今までとは違って春になれば陽射しが十分に土にまで届いて団栗や種の発芽を促し、植樹した広葉樹が成長して・・・先は長いですが、必ずそんな時はくるのでしょう。10年なのか、20年なのか、いやもっともっと長いのか。平成最後の年に環境が一変し、新しい年号と共に森林再生への道を歩む、と思えば感慨深いものがあります。いずれにしても私の命の持ち時間が残っていれば見ることができるでしょうが、こればかりは[神のみぞ知る]ですね。
90(K.M)


お知らせ
第71回中信美術展日程のお知らせ

 第71回中信美術展は、以下の日程で開催されます。詳細につきましては、決まり次第発表いたします。
 会  期 平成31年1月3日(木)~14日(月・祝)
 作品搬入 平成30年12月16日(日)



  • 個展・グループ展に会員の個展・グループ展情報を掲載します。
  • 事務局までお知らせください。

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中信美術会

委員長 
 岩垂正美
事務局 
 〒390-1401
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