900

本文へスキップ
★★★ 連綿と続く芸術への熱き想い ★★★


今月のア・ラ・カルト

月、February になりました。二四節気で言う大寒、さすがに寒さも厳しくなっていますが、今冬は雪も少なく過ごしやすい日々です。3日は節分、4日は立春と暦の上では春が近づいていますが、寒さや雪はまだまだ行きつ戻りつの足踏みが続くのではないでしょうか。
Februaryはmonth of purification 浄化の月といわれます。新年を祝う1月の賑わい、年度末を迎え人事異動や卒業式などの人生の節目となる事柄の多い3月の間の2月は、何かしら人の心を落ち着かせる深とした静かな空気感が漂います。
元前ローマ暦では年初は3月でした。年末の2月は29日でした。ジュリアスシーザーがグレオリオ暦を取り入れ、自身の生まれ月の7月(大の月)を名前に由来するJulyに変えました。その後アウグストゥスが、自分の生まれ月8月をAugustにしました。この月は小の月で1日足りなかったのが悔しかったのか、年度末の2月から1日とって31日にしました。故に今でも2月は通常28日、閏年は29日となっています。

『一年が365日と定まり、大の月は、一,三,五,七・・・ああ、わからぬ』と嘆く婆様に勘十郎が言った言葉だ。
『西向く士、というのはいかがでござるか。二,四,六、九、武士の士は十と一でござろう』と。
浅田次郎著「西を向く侍」より

治維新が起こり体制や価値観が大きく変わる中での武家社会の混乱や悲哀を描いています。成瀬勘十郎は幕府の天文方、いずれ新政府でも天文方としてその能力を発揮するべく待機していたが、明治五年に「天保暦(天文方の叡智の結晶であった)をグレゴリオ暦に改める」との改暦の詔書が発布された。月の満ち引きによる太陰暦や二十四節気は庶民の暮らしの目安として使われていましたが、これにより庶民生活は大混乱に陥りました。今では私たちはすっかり太陽暦に馴染んでいますが、やはり二十四節気とは少しずれているように思います。
それにしても昔々アウグストゥスが二月から一日差し引かなければ・・・子供のころ大の月、小の月を覚えるのに使った「西向く士」の言い回しは生れていませんね。(K.M)


お知らせ
第71回中信美術展 受賞作品・展示全作品者を掲載しました。

中信美術展のページより、ご確認ください。

第71回中信美術展日程のお知らせ

 第71回中信美術展は、以下の日程で開催されます。詳細につきましては、決まり次第発表いたします。
 会  期 平成31年1月3日(木)~14日(月・祝)
 作品搬入 平成30年12月16日(日)



  • 個展・グループ展に会員の個展・グループ展情報を掲載します。
  • 事務局までお知らせください。

contents

中信美術会

委員長 
 岩垂正美
事務局 
 〒390-1401
 長野県松本市波田10108-6
 清沢龍美 方
 TEL/FAX(0263)92-3298