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★★★ 連綿と続く芸術への熱き想い ★★★

夏季美術講習会のご案内

恒例の夏季美術講習会(中信美術会・松本市美術館主催)を下記により開催します。
今年は、2日間の着衣モデルによるデッサン等の講習会となります。モデルさんを中心にイーゼルの林の中、静かで熱い空間で、共に研鑽に励みましょう。ご参加をお待ちしています。
 
新型コロナ感染症予防対策を充分に講じて実施します。なお、今後の新型コロナ感染症の状況により、中止する場合がありますので、ご承知おきください。
 受講申し込みは定員に達したため終了いたしました。ありがとうございました。
  詳細は、夏季美術講習会のページ

開催期間 令和3年7月24日(土)~ 7月25日(日)2日間 
    
開催場所 あがたの森文化会館 講堂
講  師 小林早苗(中信美術会 委員)
時  間 1日目 午前10:00~12:00 午後1:00~4:00 
     2日目 午前10:00~12:00 午後1:00~4:00
定  員 30名程度

第3回「四部(工芸)ワークショップ」作品展示中です 
 
6月26日(土)・27日(日)の第3回となる四部(工芸)ワークショップも参加された方の作品写真をワークショップのページに随時掲載中です。
詳しくは、ワークショップのページをご覧ください。 
                   
会員投稿作品のページ開設のお知らせ NEWS

新たに、「会員投稿作品」のページを開設いたしました。
このページは、会員の方であれば、誰でも気軽にWEB上で作品を発表できるページです。
掲載ご希望の方は、以下のメールアドレス宛に画像データをお送りください。
 postmaster@chubi.jp 
必須記載事項:所属部・会員名・作品名・大きさ・手法(材料)
作品に込めた想いなどのコメントも記載ください。
画像データは、元データを尊重しますが、平面作品の場合は見切りトリミング等の見栄え処理を行いますのでご了承ください。

今月のア・ラ・カ・ル・ト

9月のアラカルト
とめどなく 抜けゆく秋の 色惜しむ     
 9月、長月、白秋です。    ……徐々に戦争の色が濃くなる中、22歳で結婚、相手が中国・青島勤務だったため青島で新婚生活が始まりました。青島には船で入りましたが、ドイツ風の洋館が多く雰囲気のある街でした。夫婦でコンサートに行くこともあり、戦時下とは思えない穏やかな新婚生活でした。長女が誕生した翌夏、終戦になって生活は一転。二人目を妊娠中のため、生まれるまでは引き上げ船には乗れません。その間は怖いこともしばしばあって、敗戦国の悲哀を実感しました。寒風が吹きさらす東シナ海を渡って佐世保に上陸したのは2月、生後1か月の長男を生きて連れて帰れないかと覚悟していましたが、親子4人無事帰国できたのは何よりの幸せでした。壊滅状態になっていた夫の勤め先も軌道に乗り始めたころ、無理がたたったのか結核に罹患。『孫を母のない子にできない』との父の一念と、夫が奔走して入手した新薬のおかげで回復できました。私の母はよく「この世のことはこの世で何とか解決する」と口癖のように言っていましたが、それにしてもこの戦後の一時期は辛い時代でした……
  母の思い出話のほんの一部です。他にも嬉しかったこと、楽しかったこと、悩んだこと等いろいろ話していましたが、悲喜交々の戦中・戦後の思い出話は強烈でした。その母を亡くして11年になります。歳を重ねた親との別れは必然、そして親を見送るのは子の務めだと思っていたものの、この永別には深い寂寥感があり、また反面ある種の安堵感もありました。しかし年月を経た今、現身の母はいませんが私の心の中には、しっかりと存在しています。これは「時間のなせる業」です。東北大震災や原発事故、「何十年に一度」と言われて毎年起こる異常気象、新型コロナ感染症の世界的な蔓延などは逝去後の出来事ですが、頭の中で「これから先行きどうなるのかしらね?」と問いかけると、「大丈夫!生きていれば何とかなるよ。」と励ましてくれるような気がしています。
 先月、大切な友人のお母様が亡くなられました。安らかな旅立ちだったと伺っています。母と同年代ですので、長い人生には共通するものも多かったことでしょう。そして友人の今の気持ちは、あの時の私と相通じるものがあるのではないかと。
「人の精神性のいのちは亡くなった後も遺された人々の中に生き続け、それぞれの人生を膨らませる」、本当にそうだと思います。(K.M)

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中信美術会

委員長 
 矢野口 靖
事務局 
 〒398-0002
 長野県大町市大町4599
 中村 勤 
 TEL 090-2219-6840

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